壊れると非常に困る、CDI。
　正直言って、正常なものと比べてみないことには、壊れているかどうかの判断は非常に難しいので、どこが悪いんだかさっぱりわからない状態になる可能性大。
　新品買うと高いからねぇ。
　

色々付きハーネス

　ヤフオクで2,000円で落札した、「ハーネス」。ライバルが居なかったので、安く入手できたのはラッキー。ま、急ぐ必要は無かったし、そのうちまた出品されるので、最初から競り合うつもりはほとんど無かったけど。
　「ハーネス」と言いながらも、CDI、レギュレタ、スターターリレー、ウインカリレー、点火コイルまで付いていて、ほんとにラッキーだった。正直言って、ハーネスはどーでも良かったんだよね。もしバラで落札したら、かなりの出費になると思う。どーせだったら、ステータコイルとスターターモータも付いていれば良かったのに。
　プラグキャップはスプリットファイアに交換されてるけど、どうせならキャップそのものだけにしてほしかった。プラグコードを途中で切断してつなげるのは、どうも好きになれない。
　また、防水のためにビニールを巻いてあるところがあるけど、まず効果は無いだろうなぁ。
　それにしても、なんでこんなにドロだらけなんだろう。
　ヒューズが30Aだったのが、ちょい気になる（ほんとは10A）
　もしかして、何らかの原因でヒューズ切れが続いたので、アタマにきて変えたのかなぁ。これだとちとヤバイ。
　ただ有り合せのを使っただけならいいんだけど。そーいやぁ、ヒューズのカバーもないなぁ。あのあやしげな、半透明のピンクのカバー、岡元理研ゴム製ではないかと思ってるのは、俺だけだろうか・・・

中古CDIの装着

　さっそく作動を確かめます。
　手に入れた中古CDIを取り付ける前に、まずエンジン始動。半年振りに動かすというのに手を抜いたら、なかなか動き出さずかなり手こずった。
　ちゃんとエンジンが始動することを確認して、ある程度暖気を済ませてから、CDIを交換。
　CDIはただはめてあるだけなので、工具無しで交換できます。カプラーはふたつあるけど、それぞれ大きさが違うので間違えることはないはず。カプラーのストッパーのツメを押さえながらはずすんだけど、かなり硬い。
　交換を終えて始動させると、まったく問題なく動きました。心なしか、エンジンがより元気良く動く気がした。あくまで気がするだけだけど・・・
　しばらくは、この中古CDIを使ってみよう。
　いっしょに付いていたレギュレタ等のテストは、そのうち・・・

　ちなみに、CDIに記されている番号は両方とも、
　13E00
　F8T32671
　このふたつに続く4桁の番号は個体別の番号らしく、それぞれ異なってます。

　長期間動かしてなかった場合は、キャブのドレンを開けてキャブ内の古いガソリンを捨ててから、始動させると良いです。
　実際には、ガソリンコックはオンのままドレンを開け続けてガソリンを捨て続け、キャブ内のガソリンをそっくり入れ替えてから始動させます。
　そうすれば、エンジンはすぐに動き出します。
　バッテリーを充電しておけば、もっと良いです。
　この時、セル（スターターモーター）の回転音に注意してください。やたらとガチャガチャうるさかったり、回転が遅かったりする場合は、モーターの不良（内部のブラシの磨耗）かもしれません。モーターが元気良く回らないと、エンジンはかかりにくくなります。乗った距離ではなく、エンジン始動の回数が多い人は、要チェックです。ブラシが磨耗しすぎると、モーター全部交換になってしまうことがあります。スターターモーターも、高いです。 　

　この型のジェベル250も、発売されて10年が経過しました。電装品が壊れても不思議は無い時期に入ったので、ひととおり予備があると安心です。
　繰り返しになるけど、電装品は新品で買うと非常に高いし、作動のチェックはとても難しいです。特にCDIは、正常なものと比べてみないことには判断できないことがほとんどです。
　調子が悪いのでバイク屋に行ったら、高いカネ出して新品CDIに交換されたのに直らなくて、結局原因は他のところにありCDIの代金損した、なんて話はけっこうあるよー。
　ま、どこかをいじるには、他の部分はすべて正常という条件が必要なわけね。