Aug.4.2006
Last Updated Aug.4.2006
前口上
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交換部品 |
本来「ブレーキホースは、4年毎(車検2回毎)に交換しましょう」ってことになっているが、あんな高いものをしょっちゅう取り替えられるわけがねー。
ステンレスメッシュホースのクリアカバーが黄ばんできたからと言って、車検で不合格になるわけでもないけど、色々といじっているうちに長さが合わなくなったし、以前からアルミ製フィッティング類の耐久性に疑問もあり、ここらでいっちょ交換することにした。8年くらいは使ったかなぁ・・・
ひと口に交換するといっても、かなり面倒な作業だし、それなりに費用がかかる。さらに、ステンホースの類も海外との価格差が大きく、あんな法外な値段ではバカらしくて買えないのだ。
そんな時、フラっとライコランドに立ち寄ってみると、運良くセール期間中でブレーキホースがなんと3割引。これならなんとか納得がいく価格なので、購入決定!
ほんとはステンメッシュホースの保護コーティングが黒いやつが欲しかったんだけど、どーしてもステンレス製のフィッティングにしたかったので、グッドリッジの「bild a line」にした。アルミだとじゅうぶんな締め付けトルクをかけられないのと、いまいち耐久性が心配。これこそ4年ごとに交換しなくちゃかも。
スゲー便利な道具マイティバック
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便利な、マイティバック |
これはだいぶ前から使っている、マイティヴァック(MightVac)っちゅー工具。レバーをシュコシュコすると負圧がかかり、吸い出したブレーキフルードが白いタンクにたまるという、スグレ物。負圧をかけといてからブリーダーボルトを緩めると、ジュボジュボジュボーッと液が出てきて、あっという間にブレーキ液を抜くことができまっせ、旦那ァ!
注意しなくちゃならないことは、10回もポンピングすればリザーバータンクを空にすることができるので、いい気になってると又エアを吸っちゃうから、エア抜きの時は気を抜かないようにしましょう。
エア抜きする時は、これを使ってブレーキフルードをひととおり行き渡らせ、最後は負圧をかけないでオーソドックスな方法で仕上げたほうが良いです。
こいつでエア抜きを完了させようとすると、こいつのホースとブリーダボルトの隙間からエアを吸ってしまうので、いつまでたっても泡が無くなったことを確認できないのです。
ちなみに、アメリカでの価格は、35ドルくらいです。日本では、5,000円前後でしょうか。っったく、バイク業界って・・・
フロントマスターのとこ
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フロントマスターのとこ |
どお?
実際に取り付けたら、なんかアメリカンに似合いそうなクローム。
でも、なるべく色数をおさえて、さりげないドレスアップを目指しているので、赤や青のフィッティングにはしたかなかったんだよね。
いろんなとこに派手な色があると、目線が分散してしまって、せっかくのデザインが台無し(だと思う
リアキャリパーのとこ
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リアキャリパーのとこ |
アルミ製と比べてステンレスフィッティングの良いところは、色落ちしないところと、思いっきりトルクをかけられるとこ。
アルミボルトなんて、「もうちょっと、もうちょっと」ってな具合に、いい気になってしめこんでいくと、突然折れちゃうんだよ。
前回の交換のとき、説明書どおりのトルクをかけたら折れちゃって、それがトラウマになってるんだよね。アルミボルト恐怖症かも。
今回使った工具類
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今回使った工具類 |
ニッパーは、ラインを留めていたタイラップを切るため。
11mmや13mmといった、奇数サイズのボルトも有ったので、久々にモンキーレンチのお出ましとなりました。
この他、ボロ布数枚を使用。ブレーキフルードは腐食力が強く、塗装どころかメッキまでダメにしてしまうことがあるので、気をつけましょう。もし塗装等に付着したら、大量の水で洗い流すくらいかなぁ。
総作業時間は、気温30度超の真夏日で、3時間くらいでした。
交換した部品と購入価格
部 品 名 | 単価 | 個数 |
ステンホース 前右 685mm | 3,161 | 1 |
ステンホース 前左 710mm | 3,161 | 1 |
ステンホース 後 550mm | 3,161 | 1 |
バンジョーボルト ダブル(前マスター側) | 2,205 | 1 |
バンジョーアダプタ 20度(前マスター側) | 1,176 | 2 |
バンジョーアダプタ ストレート(前キャリパー側) | 1,103 | 2 |
バンジョーボルト (後マスター側) | 588 | 1 |
バンジョーアダプタ ストレート(後マスター側) | 1,176 | 1 |
バンジョーアダプタ 20度(後キャリパー側) | 1,176 | 1 |
総............計 | 19,186円 |