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カタナのエンジンの下ろし方
Jun.14.2010
Last Updated Aug.12.2010

 まずは、この状態からスタート。
 リフトは、クルマ用のジャッキとCチャンを利用して作りました。
 安定性が、いまいち。

 倒さないように注意しながら、ジャッキをちょっとずつ下げて行って・・・
 一連の作業中最も力が必要だったのが、フレーム前側を持ち上げた時です。それでも、片手で持ち上げたままジャッキをどかし、角材を下に入れることができました。
 ひとりでこのエンジンを持ち上げるのは不可能に近いですが、どこか1点でも接地していれば、その反対側を楽に持ち上げることができますよ。
 エンジンは前に傾いているので、後ろは楽勝で持ち上げられます。
 ジャッキが倒れないように注意しましょう。

 とりあえず、角材の上に乗せました。
 この時、フレームではなくエンジン(オイルパン)が下についているだけの状態になります。
 つまり、エンジンがフレームに乗っていると言うよりも、フレームがエンジンにぶら下がっている状態です。
 もしもの場合に備えて、周囲にも木片や板を並べておくと、多少は安心できるかも。
 この状態で、エンジンを固定しているボルトやナットは、全部はずしてしまっても良いでしょう。
 意外と楽に緩んだので、ちょっとびっくり。

 横倒しする前に、エンジンのでこぼこに合わせて、角材を並べときます。
 ベースは、お風呂のすのこを半分に切ったやつ。

 ゴロンと横倒し。
 簡単でした。
 この時点でオイルクーラーをはずしていないのは、明らかな失敗。
 あわててはずして、オイルをぶちまけることになった。
 それにしても、オイルラインのフィッティングは目立ちすぎ。
 あとでマジックで黒く塗っときましょう。

 最後はフレームを持ち上げて、終了。
 真っ直ぐ上に持ち上げます。
 引っかかったりせずに、考えていたよりも、すんなり抜けました。
 引っかかりやすいとしたら、オイルエレメントのカバーとそのスタッドボルト、エンジン後ろ下でフレームにつながるところくらいです。
 フレームって、けっこう重いのね。

 エンジンが乗っているのは、前述の残りのすのこの下に、何かの家具からはずしたと思しきキャスターを付けた、台車みたいなもの。
 ギリギリ重さに耐えている状態です。
 エンジンは前側に倒れやすいので、移動さす時はちょっと気をつけねば。

 全体を通して、思っていたよりも力技は必要無く、ずっと簡単でした。
 バカ力なんて、まったく必要ありませんでした。
 俺は痩せていて明らかに筋力は弱いので、平均的な男性ならばもっと楽にできるでしょう。

続いて、エンジンの載っけ方

 スタート位置です。
 この状態である程度安定するように、角材などを入れときます。

 ボロ布を総動員して、フレームをかぶせます。
 トレーナー等の、ある程度生地が厚いものでなければ、傷を防げません。

 立たせたり横にしたりしながら、エンジンを固定。
 マスキングせずに塗装したので、タップでネジ穴に付いた塗料を落としてからボルトをねじ込む。
 この段階では、ボルト・ナットはまだ仮留めです。

 しゃちほこみたいに前に倒して、センタースタンドを取り付け。

 スタンドが後ろにずれないようにブロックを置いて、スタンドで後部を立たせたら、ヘッドパイプあたりを持って一気に前を持ち上げて、ビールケースを下入れて、その後ジャッキを入れました。
 じゅうぶん、ひとりでできます。


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