例の、ゴムひもを引っ掛けるアレを、作ってみた。
荷掛けフックとでも言うんでしょうか・・・
でも、引っ掛けるのは荷物じゃなくてヒモのほうなので、荷ひもフック?
とにかく、荷物はシート上にゴムひもでくくりつけるのが、ツーリングの基本よ。
でも、シートカウルにゴムひもを引っ掛けると、割れちゃうんだよ、カウルがさ。
と言うわけで、製作開始!
箱が便利なのは理解できるんだけど、だからって言ってさ、箱を2個も3個も付けるなんて・・・しかも日帰りで・・・
ピザ屋やクロネコじゃないんだからさ。
箱をはずしたらはずしたでさ、保管場所に困るから付けっ放しなのかなぁ。
でもさ、いくらバイクがかっこよくてもね、あれじゃぁね。
何か付けたい、目立つものを付けたい、見栄を張れるものを付けたい、ってのは、わかるんだけどね、それにしても・・・
----- |
たぶん400カタナの部品と、外径19ミリのパイプ。
こんなの何に使うんだって思っても、とっとくもんだねぇ。
まさかこんなことに使うとは思ってもいなかったさ、10年前には。
つまり、10年前から、構想だけはあったんだよ。
----- |
左右に分割して、中間をパイプで延長することに。
内部があまり錆びていないのは、ラッキーだった。
延長パイプも、亜鉛めっきがかかっているから、サビには強いはず。
少なくとも、クロームめっきよりは強いはず。
延長パイプはちょっとぶかぶかするくらいのほうが、色々と融通が利いて良いです。
----- |
治具を作ってそれにセットしてから、友達のところに行って溶接してもらう。
しかしその友達の嫁がキツくてさ、ヤツが居ない時を狙って行ったさ。
で、費用は緑茶2リットル×6本。
他の部品からもぎ取ったフックも溶接して、引っ掛けるところは合計6箇所になった。これで、荷物が前後するのをかなり防げるはず。
溶接後は、錆びないうちにとっとと塗っちゃいましょう。
----- |
治具を使ったからピッタリのはずだったのに、
シートカウルのラインに沿わせるように作ったつもりだったのに、
ちっとずれてやがる
----- |
後ろ側は、ウインカと共締めです。
ウインカにもシートカウルにも接触しないようにするのに、意外と苦労しました。
リアショックが2本ある人は、それを逃げるように作らねばなりません。
ここを握ってセンタースタンドをかけられるくらい、しっかりできました。
もっとも、センタースタンドなんて付いてないんだけどね。