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フューズボックスの交換
Mar.25.2011
Last Updated Aug.9.2012

 スペルからしてフューズなんだろうけど、ま、ヒューズでもいいか。
 とくに交換する必要も無いけれど、電装品のレイアウトの都合で、横長の物にしたかったんだね。
 ほんとは、現在主流となりつつある、もっとちっこいサイズのフューズを使いたいんだけど、適当な素材が無かったんだよ。

フューズの配線

フューズの配線
フューズの配線

 カタナのフューズは、左図のように配線されてます。
 図の通りフューズは4個で足ります

素材

XJR1200のヒューズボックス
XJR1200のヒューズボックス

 フューズボックスそのものは、XJR1200の物を使います。
 これはハーネスに直結されているので、切断してカプラー等を取り付けます。
 必要な接続端子は、6組です。

 ヒューズボックスとハーネスの接続部分は、たぶんNSRあたりのイグニションスイッチのカプラーと、XJR1200のハーネスに付いていた6極カプラーを使用。
 XJRのカプラーは、ハウジングだけを使います。
 この部分はある程度配線が太くて端子が大きなものを使いたい。

フューズボックス側の加工

 フューズボックスをハーネスから切断したら、反対側はNSRのカプラーにハンダ付けします。
 でも、このままだとフューズのソケットがひとつ足りないので・・・

 カタナのフューズボックスから取り出した金具を利用します
 はめ込みではなく接着なので・・・力技で分解してソケットを取り出し、

 フューズボックスに配線を通しておいてから、両端に端子をハンダ付けして、それぞれをボックスとハウジングに押し込めば、フューズボックス側は完成。

ハーネス側の加工

 ハーネス側は、いったんハウジングから端子を引っこ抜いて、
 XJRから取り外したハウジングに差し込みなおせば、完成です。
 配線図を良く見て、間違えないようにしましょう。

そして完成!

 加工が終わって、適合する要領のフューズに入れ替えて、フューズボックスとハーネスを接続した図。
 どこにもつながってないオレンジの配線は、ETCの電源用。
 黒\白(アース)が余るけど、これはどこにもつながなくても大丈夫です。
 何の役にも立ってません。

 あとはこのヒューズボックスを、どこにどのように取り付けるかだ。

やっぱり改善

 接触が悪いので、内部のソケットの交換です。
 こんなふうに飛び出してしまうようでは、遅かれ早かれ外れてしまい、接触不良でトラブルになろうと言うもの。
 さっさと直すことにした。

 まずは、ドナーとなるヤマハXJRのだと思われるのから、中の金具を取り出します。
 ストッパーのツメを良く観察してから、細いドライバーなどを突っ込めば、簡単に抜けます。
 コツさえつかんでしまえば、スポスポ抜ける。
 3蓮だろうが単装だろうが、ポイポイ取れます

 ほらね、簡単でしょ。

 配線から端子を切り離したら、ハンダ付け。
 大量のハンダを消費して、がっちり取り付けます。
 
 にしても、ヤニ入りハンダは、いつも良い匂い

 金具をボックスに差し込んだら、完成。
 そしてカタナに取り付けておしまい。
 
 もっと時間がかかるって思ってたんだけど、あっけなく終わってしまい、ちょっと物足りないくらいの作業だった。


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