スペルからしてフューズなんだろうけど、ま、ヒューズでもいいか。
とくに交換する必要も無いけれど、電装品のレイアウトの都合で、横長の物にしたかったんだね。
ほんとは、現在主流となりつつある、もっとちっこいサイズのフューズを使いたいんだけど、適当な素材が無かったんだよ。
フューズの配線 |
カタナのフューズは、左図のように配線されてます。
図の通りフューズは4個で足ります
XJR1200のヒューズボックス |
フューズボックスそのものは、XJR1200の物を使います。
これはハーネスに直結されているので、切断してカプラー等を取り付けます。
必要な接続端子は、6組です。
ヒューズボックスとハーネスの接続部分は、たぶんNSRあたりのイグニションスイッチのカプラーと、XJR1200のハーネスに付いていた6極カプラーを使用。
XJRのカプラーは、ハウジングだけを使います。
この部分はある程度配線が太くて端子が大きなものを使いたい。
フューズボックスをハーネスから切断したら、反対側はNSRのカプラーにハンダ付けします。
でも、このままだとフューズのソケットがひとつ足りないので・・・
カタナのフューズボックスから取り出した金具を利用します
はめ込みではなく接着なので・・・力技で分解してソケットを取り出し、
フューズボックスに配線を通しておいてから、両端に端子をハンダ付けして、それぞれをボックスとハウジングに押し込めば、フューズボックス側は完成。
ハーネス側は、いったんハウジングから端子を引っこ抜いて、
XJRから取り外したハウジングに差し込みなおせば、完成です。
配線図を良く見て、間違えないようにしましょう。
加工が終わって、適合する要領のフューズに入れ替えて、フューズボックスとハーネスを接続した図。
どこにもつながってないオレンジの配線は、ETCの電源用。
黒\白(アース)が余るけど、これはどこにもつながなくても大丈夫です。
何の役にも立ってません。
あとはこのヒューズボックスを、どこにどのように取り付けるかだ。
接触が悪いので、内部のソケットの交換です。
こんなふうに飛び出してしまうようでは、遅かれ早かれ外れてしまい、接触不良でトラブルになろうと言うもの。
さっさと直すことにした。
まずは、ドナーとなるヤマハXJRのだと思われるのから、中の金具を取り出します。
ストッパーのツメを良く観察してから、細いドライバーなどを突っ込めば、簡単に抜けます。
コツさえつかんでしまえば、スポスポ抜ける。
3蓮だろうが単装だろうが、ポイポイ取れます
ほらね、簡単でしょ。
配線から端子を切り離したら、ハンダ付け。
大量のハンダを消費して、がっちり取り付けます。
にしても、ヤニ入りハンダは、いつも良い匂い
金具をボックスに差し込んだら、完成。
そしてカタナに取り付けておしまい。
もっと時間がかかるって思ってたんだけど、あっけなく終わってしまい、ちょっと物足りないくらいの作業だった。