リーク（漏れ）電流とは？

　ジェベルはよくバッテリーが上がる。
　デジタル時計が常に電気を消費しているためだもあるけど、それにしても上がりすぎ。
　だって、そんなに時計が電気を喰ってたら、クルマも腕時計も目覚まし時計も、すぐに電池が無くなっちゃうからね。
　そんでほかにも原因があるのではとな〜んとなく考えていたら、リーク電流ってーのが頭に浮かんだのだ。
　リーク（漏れ）電流とは、スイッチオフでも流れてしまう電流のことで、どんなバイクでも多少は漏れ電流はある。
　ただ、それが多すぎると、すぐにバッテリーが上がってしまうのね。
　もしかしたら、俺のジェベルも漏れ電流が原因で、すぐバッテリーがあがっちゃうんじゃないかと考えたわけね。
　それにしても、考え付くまで7年目もかかるとは・・・

点検の仕方

1. キーは絶対抜く！
2. バッテリーのマイナスターミナルをはずす
3. テスターのマイナスを、バッテリーのマイナスにつなぐ
4. テスターのプラスを、配線側につなぐ
5. 電流値（アンペア）を測定する

リーク電流の点検

　マニュアルによると、3mA以下が正常だそーです。
　ちなみに、時計などがないメーターだと1mA程度です。
　もし測定結果がそれ以上だったら、片っ端からカプラーを引っこ抜きながら、漏れ電流が正常値になるまで点検し続けます。
　思いもよらぬ大電流が流れていることも有り得るので、テスターのレンジはいちばんでかいとこから始めてください。
　キーをひねると、最低でも0.5アンペア、ヘッドライトがオンだと4Ａは流れるので注意しましょう。

　結果は・・・

　なんとマニュアルによる正常値の倍
　すぐにバッテリがあがるはずだ・・・

　して原因は・・・
　やっぱりメーター

　おうちに帰ったら、すぐにバッテリーから配線をはずしましょう。
　それがいちばんです。