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電気の基礎知識

直流と交流

直流

直流
直流

 電気の流れる方向が、時間に関係無く一定。
 蓄電池(2次電池)に貯めておくことができる。
 よく使う乾電池なども直流です


交流

交流
交流

 電気が流れる方向も大きさも、周期的に変化する。
 電気の流れる方向が1秒間に50回変わったら、50Hzの交流です
 電圧を変えるのが容易にできる。
 電圧を上げ電流を下げると、少ない損失で送電できる。

 たったの12ボルトでも、30アンペアあればじゅうぶんに感電死する可能性があるので、注意しましょう。
 鉄を溶かす溶接機の出力は、電圧は50ボルトもないけれど電流は50アンペアとか100アンペア以上出ていることからも、アンペアが高いと危ないことがわかります。


磁界と磁力線

コイルと磁力

 導線に電流を流すと磁力が発生しますが、そのままでは弱いので、導線をカールさせて磁力が集中するようにしたものが、コイルです。
 コイルに電流を流すと磁界ができます。磁界とは磁力線(図中の緑色の線)が有る場所のことです。
 鉄芯の役割は、磁力線を鉄芯(コア)に集めコイル内の磁界を強くすることです(鉄心が無いものもある)
 コイルに電流を流した時コイル内に生じる磁界の強さは、流れる電流の大きさとコイルの巻数の積に比例します。
 電磁石やモーターなどはこの性質を利用して、コイル内に強力な磁界を作り出します。
 変圧器(トランス)、スターターモーター、オルタネータ(発電機)、ピックアップコイル、イグニッションコイルなどは、コイルを利用しています。


変圧器(トランス)の原理

トランス(変圧器)
トランス(変圧器)

 変圧器は電磁誘導を利用して、電圧を上げたり下げたりする機器です。
 コイルA(1次側)に電流を流すと磁力が発生し、コイルB(2次側)に伝わります。
 逆もまた真なり″で、磁力を受けたコイルB(2次側)には電流が発生します。
 1次側と2次側のコイルの巻数の比が、ほぼそのまま電圧の比になる。(100巻き対200巻きの時、電圧は1対2になる)
 電気を流し続けるには、電源を交流にするかスイッチを設けて電気を断続する必要があります。


電磁誘導

電磁誘導
 左図のように、コイルの近くで磁石を動かすと(コイルを貫く磁束が変化すると、またはコイルが磁束を切ると)、コイルに電気が発生します。
 上のトランスのところにも関連するのですが、磁石の動きを止めると電気も発生しなくなります。
 この磁石を何らかの方法で動かし続ける(磁束を変化させ続ける)ものが、発電機です。
 コイルを動かしても磁石を動かしても、また両方がコイルでも同じです。
 クルマやバイクの発電機も原子力発電所の発電機も、同じ原理です。
 ガスコンロやライターを点火させる時に出る、パッチン″という音は、バネでコイルの近くにある磁石を動かした時の音です。


どお? だいたいわかったかな これらをふまえて次に行こう

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