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無謀! メーター分解
GSX750Sカタナメーター分解
分解されたメーター

 ふつーはよーしまへんがな、こないなこと。
 だいいち、メーターは分解しないことを前提に作られています。
 わややで!
 使い捨てですよ、使い捨て。
 でもねぇ、長年使ってると、ガラスの内側が汚れたり、メーターの針が折れたりと、色々あるわけですよ。
 俺の場合、それらに加えて距離計が動かなくなっちゃったんですよ。速度計と回転計はちゃんと動いてるんですがね。
 新品買ったら高いからねぇ、もし自分で直せる範囲ならやりたいわけですよ。
 分解してみたかっただけ、ってのもあるんですが。
 ちなみに、速度計だけでも車検はOKです。その他は検査しないですから。

 できれば、LEパネルってーのを使って、発光する計器盤を作ってみたいです。
 分解式で、部品をバラで売ってくれればなぁ。
 リアサスも、細かい部品バラ売りしないもんなぁ。

GSX750Sカタナメーター周辺部断面
メーター周辺部断面

 右がメーター周辺部の断面図です。
 図では複雑そうに見えるけど、実際に分解してみると単純です。
 カバーをはずてパッキンを取り、オレンジ色で描いてある「リム」を、裏側からマイナスドライバー等で慎重に起こしていけば、分解することができます。
 リムを一気に起こそうとすると、切れたり変形して元に戻らなくなるかもしれません。3周はするつもりで、少しづつ起こしていってください。
 リムと本体ケース、それらより内側にある部品はアッセンブリのみで、単体では買えません。

 注意すべき点は、
 針にふれないこと
 メーターパネルにふれないこと
 以上2点ですです。
 長年使用したメーターは太陽光線の影響で、塗装と材質がとてももろくなってます。
 ふれただけで針が折れ、汚れを軽く拭いただけでパネルは色落ちしちゃいます。
 750とSRより前の人は、マジで注意ね

GSX750Sカタナメーター内部と固定
メーター内部と固定の具合

 内部は、だいたい左のようになっています。
 ケース底面にある、計4つのビスとナットをはずすと、ケースをはずせます。
 針を取るともっと分解できるんですが、これが取れない。無理したら、軸が折れてしまった(笑
 本体ケースに、「1400REV=1km」と書いてあります。
 これは、メーターケーブルが1400回転すると距離計が1km進むこと、そして毎分1400回転で時速60kmを示すことを表しています。
 クルマも含めて、ほとんどのメーターはこの規格に沿って作られているはずです。つまり、ホイールをその中心部にあるメーターギアとセットで使えば、メーターはそのまま使えると言うことです。
 ホイールやタイヤ径の違いは、メーターギアで調整してるんですね。
 デジタルメーターでも、ケーブル式のものはこれといっしょのはず。そーでないものは、知らない。

GSX750Sカタナメーター速度警告灯の基盤
速度警告灯の基盤

 750Sのスピードメーターには、速度警告灯用の基盤がついてます。
 内部の歯車が磨耗すると距離計は動かなくなり、修理代5万円コースです。こうなると、新品買ったほうがいいですね。
 いくつかの歯車は金属製なので、サビるといっそう磨耗が進行します。心配な人は、グリスでも塗っときましょう。
 ニュートラル、シグナル等のインジケータライト類のレンズは、ただはめてあるものを計器盤で押えているだけです。
 針を取らないとメーター本体もはずせないんだけど、針が取れない。無理したら、シャフトから折れちまった。

GSX750Sカタナメーター回転計の基盤
右下に回転計の基盤

 なんだかんだとやってはみたものの、自分では修理不能ってことがわかっただけ。
 あ〜ぁ。
 けっきょくは、予備のメーターと交換することに。こんな日がいつか来るだろうと、10年も箱に入れてしまっといたヤツです。
 もちろん、走行距離くらいはちゃんと合わせて。

 ここに、プロによるメーターレストアの模様あり

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