俺のジェベルもはや10年経ち、たいして走ってはいないのだけれど、エンジン始動の回数も多いので、そろそろ消耗品を集めとこうと、見た目非常に良く似ているマジェスティ用のスターティングモーターを入手。ヤフオクで130円でした。もちろん実働ね。
これがまた似て非なるものだったとは。
こうしてわたしは、日々修行を重ねていくのであります。
作業に入る前に、こことここを参照されたし。
ジェベルとマジェスティのスターターモーター |
上がマジェスティ用で、下がジェベル用。直接部品に車種を書いとかなきゃさ、あとでわかんなくなっちゃうよ。
ギア先端からターミナル手前までは同じかと思ったが、直径が違った・・・
残念。
製品番号(バイクメーカーの部品番号では無く、部品に刻印されている番号)は、マジェがSM-13で、ジェベがSM-14。
マジェのモーターを分解 |
内部の部品は、標準的なもの。
最近のは、マグネットが露出しない構造になってます(良いことだ)
ブラシが2つのタイプは、どれも同じ構造をしている。
違いが有るとすれば、前後に入るワッシャの数だけだろう。
分解には、10ミリと7ミリのレンチが必要です。かなり硬くしまってます。にしても、7ミリとはなんと半端な。
勢いよく分解すると、ワッシャがポーンと飛んでって、入っていたワッシャの枚数や順番がわからなくなるので、注意。
ゴムのオーリングも忘れずにね!
カーボンルラシのかす |
スターターモーターをバラすと、必ず出てくるやっかい者は、このカーボンかす。
これで少ないほうでしょう。
歯ブラシでこすると、簡単に落とせます。
上ジェベ、下マジェ、アマチュアコイルの比較 |
上がジェベルで、したの黄色いのがマジェ。
ほぼ同一です。
同一ですが、コイル部分の直径が、わずかに1ミリ違う。たったの1ミリ違うだけで、互換性は無しです。マジェのコイルは、ジェベルのには入らないです。
直径を除けば、あとはいっしょなんだけどなぁ・・・
シャフトの直径と長さ、ギアの歯数、コンミテータの長さと大きさ、全長もワッシャで調整できる程度の違い、どれもおなじなのに・・・、いざとなったら、ボディ内面かコイルをちょい削るか?
なんでこうも互換性が無いんだろう。
左マジェ、右ジェベ、カーボンブラシの比較 |
ボディ径が違うので、当然ブラシホルダ径も違う。
左がマジェで、右がジェベです。
でも、ターミナル部分やカーボンブラシ本体は、同一といって良いでしょう。
いざと言うときには、切断して使えます。
130円なら、安い!
組立ては、ケツのほうから順番にやってくと楽です。
まずは、ターミナルの取り付けから。
絶縁を壊さないように注意してね!