メーターの針が折れちゃったら、250カタナのメーターを使おうじゃないかってゆー企画?です。
だって、オークションで安いんだもん。うまくいけば1000円代で手に入る。
針が茶色っぽくなってそっくり返ってきたら、要注意ですよ。
俺のも折れました。
折れるたんびにアロンアルファでくっつけてたら、針がイナズマになってしまったよ。
んで、ほんとに使えるのかって言うと、これが使えます。なぜなら、ほとんど全ての速度計は、メーターケーブルが1400rpmの時に60km/hを示すように作られているからです。ウソじゃないよ。ちゃんとメーターの裏側に「1400REV=1KM」って書いてある(1分間で1KMだから、時速60KMね!)
この規格はどうやら法令で決まっているようで、クルマも同じようです。デジタルメーターでも、ケーブルで回すタイプは同じかもしれません。
で、タイヤ径の違いは、ホイールにはまっているメーターギアのギア比で調整されているのです。ホイール流用の際は、メーターギアもセットで流用すればいいわけですね。
さらにカタナのメーターは、各排気量ともほとんどの部品が共通なので、流用はすごーく楽です。
本体ケース、外側ケース、バルブとソケット、ケーブルを取り付けるところ、カプラーと中の接点、パッキンやガラスまでいっしょです。メーターブラケットもほぼいっしょです。
カプラーの配線の並びも、ほぼ共通です。
おそらく、400カタナのメーターも同じように流用できると思う。
回転計も正確に動いているはず。
予備をひとつ持っているといいですよー。
勝負メーターは、いざと言う時のためにとっときましょう
GSX750Sカタナメーター配線図 |
んで、750カタナの配線図です。
配線図なんて無くても、外カバーを開けて裏側をのぞけば全部見えます。
赤/黄とオレンジ単色がプラスで、白と白/黒がアース(マイナス)ってとこを押さえておいてください。
速度警告灯は、カットしてもかまいません。
実際にはメーター照明灯は3個あります。
カプラーから先は、一部色が変わっていることに注意してください。
GSX250Sカタナメーター配線図 |
んでもって、こちらは250カタナ。
オレンジ/緑がプラスになってます。アースはいっしょ。
水温警告灯が追加されたぶん、左右のウインカ灯がひとつにまとめられています。
警告灯の並び順も変更されています。
カプラの線が1本増えて10本になっています。
こちらも実際のメーター照明灯は3個です。
カプラーから先の配線の色は、わかりません。
これをどういうふうに組み替えるかですが、いちばん楽そうなのは、
まずは、「TEMP」の黒と「OIL」の緑をつなぐ配線(ダイオード)をカットする。
「TEMP」の澄/緑をアースにつないで、左ウインカ用にする。
「TURN」の黄/緑をアースにつないで、「HIGH BEAM」用にする。
「HIGH BEAM」は左ウインカ用にする。
「OIL」と「NEUTRAL」はそのまま利用、ってとこらでしょう
組み替え後の配線図 |
組み替えるとしたら、こんなとこでしょうか。
「OIL」と「TEMP」をつなぐダイオードは、取り去ります。
左折時に赤い「TEMP」が点滅するところが、オシャレでしょ?
右折時には「HIGH BEAM」が青く点滅するのも、一興かと・・・
各警告灯のソケットを入れ替えれば、どこを点灯させるかは自由に変更できます。
その気になれば、照明灯を点滅させることも可能(笑