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ノーマル | カット後 |
ちゃんとしたマフラーステーを作ればいいんだけど、めどくさい。
だいたい、ステー類はじゃまくさい。
だから、カットよカット
基準となる線を引く |
カットする前に、真横か真上にマーカーなどで適当に線を引いとく。
コレクター・集合部分 |
いきなりカット後の画像。
集合部分直後の、パイプが直線になっている部分を10センチほど切り落とした。
結果的に直線部分がほぼ無くなり、パイプは集合した後すぐ曲がり始めてます。
画像は、コレクターと呼ばれる、集合部分の内部。
この内部の部分をカットしてしまわないように、気をつけましょう。
絞りなのか、それとも逆流防止なのか。
消音機の内部を見ないことには良くわからないけど、このヨシムラサイクロンは、ストレート構造だけどグラスウールなどの消音材を使わず、多段膨張構造で消音しているのかも。
グラスウールを使うと、時間が経つに連れて消音材が劣化消耗して、消音効果が減少してしまうから。
マフラーの溶接 |
カットした後に車両に取り付け、角度やクリアランスを確認しながら仮溶接をして、再び取り外して本溶接。
上の画像で数センチ残っている外パイプに継ぎ足すのではなく、そこは切り落として、コレクター部分に直接溶接するほうが良いと思う。
それでも、肉厚が少ないので、溶接はめんどくさそうです。
溶接機は、ダイヘンの200A、炭酸ガス半自動溶接機です。
この部分は車体に取り付ければほとんど見えないので、仕上げにあまり気を使わずに済む。
当然ですが、サンダーにカップワイヤブラシを取り付けて、溶接部分を整えてます。
ある程度さめて適当な温度になったら、さび止めを塗っておくと良いです。
カット後に取り付けて、上から見たところ。
サイレンサーが下に来たぶんだけバンク角が少なくなっているので、車体と平行になるくらいまで曲げる予定です。
ついでに、マフラーをフレームに固定する部分も、新設する予定。
日を改め、微調整とマフラーを吊るブラケット類の製作をした。
まず、切断。サイレンサー直前、ちょうど曲がり終わるあたりをカット。
マフラーがまだ車体に付いた状態で、マーキングしてから切ってます。
画像の位置くらいまで短縮できるといいんだけど、ステップが有ったり、地面にこすりそうだったりで、断念。
ステップの真下にサイレンサーが来るのが、理想なんだけどね。
この後、フレームに取り付ける部分、「S777」って刻印がある三角のでっぱりを、ガスで溶断。
サイレンサ直前の絞り |
ちょとその前に・・・
カットしたところから消音機側をのぞいた画像です。
サイレンサ直前で、エンジン側に出っ張る形で絞ってありました。
位置は、サイレンサの直前、溶接痕が盛り上がっているところに、溶接されてます。
そこから50mm弱、エンジン側に向かって突き出してます。
マフラーの溶接 |
マフラーを再び車体に取り付けて、位置を合わせて仮溶接した後、またマフラーはずして、バリバリ溶接。男はだまって炭酸ガス半自動溶接。
パイプは薄肉なので、気をつけてないとすぐに穴が開いちゃう。
溶接してるのは。俺じゃないですが・・・
この後、サンダーで擦って整えてから、アルゴンガスTIGで仕上げ。
もちろん、溶接部分の塗装やメッキは剥がしました。
マフラーホルダーの溶接 |
マフラーホルダというか、ブラケットと言うか、の処理。
これでようやく、ステー等を介さずに直接フレームにぶら下げられる。
まず、クッションゴムがはまるように、リング状の部品を削りだし、そこへ扇状の鉄板を溶接してます。
ちゃんと、ゴムマウントです。
バンディット400の後期型の部品を流用。
これで、マフラーステーがなくなって、すっきり。
完成後に、上から見たところ。
さらに2センチほど短くなり、アクスルシャフトよりも前で、ステップ先端よりも内側。
シャフトよりも前になれば、ホイールの着脱やチェーンの張り具合の調節の時に、とても楽になるはず。ま、マフラーをカチ上げてるなら、関係ないですが。
パイプを急に曲げすぎたかなぁ・・・
角が付いてしまったように見える。
さらに、エンブレムがもう少し上になるようにすれば良かったなぁ。
今回だけで4,5回は、マフラーの着脱を繰り返しました。
カワサキZ系の、分割式マフラークランプは、作業が楽で便利ですよ〜。
このサイト内に載せてますが、ちょっとだけ加工が必要です。
ここまで加工して、加工費用は2万円ポッキリ。
高いんだか安いんだか、良くわかりません。
次は、リアブレーキトルクロッドのホルダーだね。