サイリスタ

サイリスタ

　半導体スイッチング素子の一種で、ダイオードと同じく一方向素子です。
　そのままではＡ（アノード）−Ｋ（カソード）間に順方向に電圧を加えても電流は流れません。
　Ｇ（ゲート）に一定の電流を流しながら、Ａ−Ｋ間に順方向に電圧を加えて行くと、ある電圧でＡ−Ｋ間は導通（ＯＮ）し電流が急激に流れ、電圧は急激に減少する。
　1度導通するとＧにかかる電流を切ってもＡ−Ｋ間に電流は流れつづけるが、Ａ−Ｋ間に流れる電流の電圧を導通を保つ電圧以下にするか、Ａ−Ｋ間に逆電圧を加えると非導通（ＯＦＦ）になる。

リード（足）の見方

　上の図は、TO-220という型のものです。
　サイリスタのリードの順番は部品番号によって異なるので、メーカーページなどでデーターシートを見て判別してください。
　東芝半導体

データシートの読み方