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ユーザー車検
Jun.8.2004
Last Updated Sep.2.2012

自分でやれば、20,820YEN !(平成24年9月現在)

 受けてきました、カタナのユーザー車検。自分でやると安いです。
 車高と車幅の「変更申請」手続きもあっけなくOK!
 オドメーターが動かなくてもOK!
 意外と簡単だし車検場の職員は親切丁寧
 車検満了日の1ヶ月前からできるので、平日休める人はぜひチャレンジしよう!
 だいたいにおいて、クルマ屋もバイク屋も車検の協定料金みたいのがあって、まず安くはならないのがアタマに来る。公正取引委員会は何やってんだ(もしかしたら、了承してるかも)

 まずは、国土交通省の自動車検査・登録ガイドのサイトで勉強しましょう。
 全国の運輸支局の場所と連絡先もわかります。平成18年から、050で始まる番号に変わったようです。

車検場を下見

 下見をしておくと精神的な余裕が生まれるので、オススメです。車検場までの道順を知るだけでも、下見に行った価値があるってもんだ。
 ユーザー車検用のパンフレットや、検査の様子がわかるビデオがある車検場もあり。
 週末以外の午後の部開始直後か午後3時ころ以降がねらい目。だいぶヒマになるので、実際の検査の様子も楽に見学できます。
 遠慮なく現場の係員に見学だと申し出よう。ヒマだと係員がすごく丁寧に教えてくれるかも。ただ、運が悪いとバイクが1台もいないです。

 また見学に行ったついでに申請書を買い、記入例を見ながら書きこんでおけば、当日あわてないですみます(申請書を購入して記入を終えるには、15分はかかります
 申請書を買うときは、「2輪用」とはっきり告げてください。ヘタすると4輪用になってしまいます。
 継続審査申請書・点検整備記録簿・重量税納付書・自動車検査表がセットで60円でした。
 わかんないところは、ためらわずに窓口でたずねましょう。
 また、わからないところは空欄のままにして提出すれば、書き方を教えてくれます。
 ボールペンで書くものと、鉛筆で書くものがあるので注意。筆記用具は用意されていますが、全部出払っていることがあるので、自分で用意していくと良いです。
 業者に代書してもらう必要は、まったく無いです。

継続検査に必要な費用

OCR等書類代20円
検査証交付手数料400円
審査手数料1,300円
重量税5,000円
自賠責保険(24ヶ月)14,110円
合 計20,820円
(平成24年9月現在)

事前に準備する書類等

@自動車検査証(いわゆる、車検証ね)
A納税証明書(無くしたら役所で再発行)
B自賠責保険証明書(古い保険に継続して加入した場合は、古いほうも持っていく)
C定期点検記録簿(自分で点検した結果を記入する)
D印鑑

車検場で購入して記入する書類等

E継続検査申請書(車検場で購入して記入 えんぴつで記入)
F自動車検査表(検査手数料印紙を貼る 裏側が検査表2 ボールペンで記入)
G重量税納付書(重量税印紙を貼る ボールペンで記入)

点検整備記録簿

 車検場の売店で売られていますが、バイクに付いてくる整備手帳(複写式で、切り離せるヤツ)でもOK。
 返却されないこともあるので、事前にコピーしておくと次回の車検の時参考になります。
 これには車検を受ける前に自分で点検すべき項目が並んでいて、それぞれの項目のチェック欄に点検結果を記します。
 欄外のマーク見本を見ながら、チェックは「レ点」、調整は「A」、等と記入していきます。
 タイヤの溝の深さとブレーキパッドの厚みを、前後とも数字で記入します。実際に計測することはまれだとは思うけど、かけはなれた数字を書くとチェックされるかも。
 自分のバイクに該当項目が無い場合は、チェック欄を斜線で消しときます。空冷のバイクなのに冷却液を点検したり、ディスクブレーキなのにブレーキドラムやシューを点検したことにしないように。
 また、最近2輪にも排気ガスの浄化装置が点検項目に追加されました。これが無いバイクはチェック欄を斜線で消しときましょう。

検査希望日の予約

 電話予約かネット予約だけです。電話も全自動。1週間前から予約できます(千葉は10日先までできるみたい
 電話の場合、聞こえてくるガイダンスに従ってやれば簡単に出来ますが、プッシュ回線でないとダメかもしれない・・・
 バイクのナンバーと、4ケタの希望日(8月14日なら0814)、任意の暗証番号をプッシュします。
 予約番号と任意の暗証番号は、メモをしておきましょう。
 千葉運輸支局では、午前・午後をそれぞれ2回に区切って予約を受け付けています。
 国土交通省の車検予約サイトで、予約できます。

仮ナンバー

仮ナンバー
仮ナンバー

 車検切れで自走して車検場に行く場合には必要。正式には、「自動車の臨時運行許可」と呼ぶらしい。
 俺の場合は、区役所の市民課でした。
 印鑑、自賠責保険証明書、免許証、車検証、750円の手数料が必要です。もちろん、自賠責保険の範囲内でしか、許可は出ません。
 効力開始日を指定でき、その日から5日間使えます。
 仮ナンバーといっしょに渡される許可証も携帯する必要があり、ナンバーといっしょに返さねばならないので、なくさないように。
 数に限りがあり全部出払っている場合もあるので、事前に電話で確認しましょう。
 4輪用しか無い場合もあるので、バイクには取り付けられないかも。俺はいつも荷物といっしょにくくりつけてます。
 車検時は元のナンバープレートも必要なので、両方持って行く必要があります。

車検前にしておきたいバイクの整備

外 観

 ピカピカにする必要は無いけれど、あんまり汚いのもちょっと・・・。
 ウインカが小さすぎたりよく見えない位置にあると、不合格になります(大きさと取り付け位置は決まっている)
 フェンダーレスは、どうかなぁ・・・
 常時点灯式のバイクなのにヘッドライトスイッチがあると、これもダメみたいです
 各レバー、ペダルの遊びもチェックしてました。
 2回連続で、チェーンカバー無しでも問題ありませんでした。
 何か引っかかると、当然他の部分も厳しくチェックされます。

車体寸法

 計測の仕方等により違いが出るので、車検証の数字とだいたい合っていればOK。
 俺はハンドル幅で引っかかりましたが、変更申請書を出しただけでOKでした。
 フォークも7センチは短くなっているけど、最大高をバックミラーで測ったのかスクリーン上端で測ったのか、検査員でも迷っていたので不問でした。これは俺もわからない。

スクリーン

スクリーンのモール(ふちゴム)
スクリーンのモール(ふちゴム)

 カタナのスクリーンの周囲はモール(ふちゴム)があった方が良いですが、無くても合格しました。
 俺はクルマのドア用のモールを使いました。両面テープが入っているやつがいいです。
 純正部品でも、1,000円はしないんじゃないかなぁ。

シートバンド又はタンデムバー

シートバンドの取り付け部
シートバンドの取り付け部

 これは必要です。無いとひとり乗りになるかも。
 検査の時引っ張って確認することもありますので、どういう形であれ、ある程度はしっかりと取り付けたほうが良いでしょう。
 タンデムステップも含めて、これらがしっかり取り付けられていないと乗車定員が1人になってしまうでしょう。ひとり乗りで登録するにも、再び2人乗りに戻すにも、構造変更か何かの検査と申請手続きが必要になります。
 俺のはモノショック化してあるので、この部分はシートバンドのためだけに残してありますが、ネジ山がバカになってるのでちょい不安です。
 いちばん簡単なのは、ズボン用やその他のベルトをシートに巻いておく方法です。これなら引っ張っても取れません(バックルは見えない位置に)

配線・ブレーキホース・ケーブル類

ブレーキラインと配線を、バンドでまとめる
ブレーキラインと配線を、バンドでまとめる

 ブラブラしたりどこかに接触していないかを、ちゃんとチェックしてました。
 ケーブル・ブレーキライン・ハンドルスイッチの配線等は、タイラップでまとめておくといいです。
 金属メッシュホースを使っている場合、ビニール等で被覆されていないとダメなようです。
 コーティングされていない場合は、電気配線用のスパイラルチューブを使うとブレーキホースをはずさずに済みます。スパイラルチューブは、ホームセンターの電気器具売り場に各種・各サイズあります。

ブローバイガスホース

ブローバイガスホース
ブローバイガスホース

 エンジン最上部から出ているホースのことです。エンジン内部で発生したブローバイガス(湯気やガス)が出てきます。
 ブローバイガスを大気中に直接放出する構造だとダメです。ノーマルはエアクリーナボックスにつながっていて、エンジンで燃焼される仕組みになっています。
 パワーフィルター等に交換してある人は、どれかのフィルタに穴を開けてブローバイガスホースを接続します。
 ホース末端が見えないようにシート裏などに隠せば大丈夫、という話しを聞いたことはありますが・・・。

エアクリーナ

エアフィルター
エアフィルター

 パワーフィルターでもいいから、無いとダメだろうなぁ。
 これは吸気音対策と吹き戻しによる火災防止のためだと思います(決してエンジンのためではないと思う)
 ファンネルに付ける網状の物等、あまりにも簡単なのはダメかもしれません。

オイル漏れの点検

 エンジン、サスペンション等からオイルが漏れていると不合格らしい。
 しかし、ちょっとくらいなら大丈夫な場合もあり。
 エンジンから漏れている場合はキレイに洗い流して、指示があるまではエンジンをかけなければオイル漏れを隠せるかも。ドレンボルトからのリークなら、ボルトやワッシャを新品にすると直る場合が多いです。
 サスからのオイル漏れの場合、目立たないところに穴をあけてオイルを抜き取ってしまうという手もあります(当然、他では使えない車検専用サスになります)
 アク○ィブ等は精度が良くないので、オイルクーラー関連等要チェック。水道やガス用の白くて薄いテープをネジ山に巻くと、漏れがとまる場合があります(でっかいホームセンターにあり)

光軸調整

 これが一番やっかい。見てもわかんねぇ〜。
 ハイビームにして5M前方で、光軸中心の高さがライトレンズ中心の高さの、8割より上で水平より下、です。
 同時に少し左を向いていたほうが良いようです。

光軸調整テスター
段ボール切り出しワンオフ光軸調整器2種
  1. 写真のように、適当な穴を開けた段ボール紙をライトの前に置く
  2. 隙間を調節しながら、光軸の中心を探す
  3. ライトを壁などに当て、光軸の中心が水平より少し下になるように調節する
  4. 同じように、少し左を照らすようにする

 段ボール紙2枚で、適当な間隔をあけてライトをふさいでもできます。
 これで合格したけど、次も大丈夫かはわかりません。
 照度不足で不合格の場合もあります。不合格の場合、何が原因なのか教えもらって対応しましょう。
 どーしてもダメな場合は、テスターを持ってる整備工場に行くしかないです。この場合は、当然有料です(2〜3,000円くらい
 車検場で聞いたクルマの整備業者の話でも、光軸の検査にもっとも神経を使うそうで、繰り返し不合格になり検査を数回繰り返すことも良くあることのようです。

ボルト・ナット増し締め

 必ず検査するわけではないですが、前後アクスルシャフト、スイングアームのピボットシャフト、ブレーキキャリパ取り付けボルトは、忘れずに増し締めしときましょう。カタナのスイングアームピボットシャフトはセルフロックナットですが、古くなるとゆるみやすくなるので交換しちゃいましょう。
 これらの部分をマニュアル指定トルクで締めつけると、300ミリモンキーレンチで思いっきり力を入れても簡単にはゆるまないくらいになります。

その他

 検査は、メーカー出荷時の状態が基本になるので、検査中はバイクに荷物を載せておくことができないことがあります。
 俺の場合は背中に背負いました。ヘルメットもディバッグのストラップを利用して背負いました。
 検査中に必要な書類は、クリアケースに入れ、ゴムひもでスクリーンに留めておくと楽だし、検査官もやりやすいです。

車検場での検査

 詳しくはココを見よう!
 Workshop 2 & 4 http://workshop.jpn.org/
 車検場の様子やマルチテスター台が写真と詳しい解説でよくわかり、たいへん参考になります。
 ここでおおまかに検査の流れをつかんでおくと、実際の検査の時にもあわてずに済みます。

 ユーザー車検用の窓口に書類を提出しチェックが終わると、何番のラインに並ぶかを教えてくれるので、その列に並びましょう。
 バイク検査用のラインはひとつしかないので、いつ行っても同じラインです。

目視による検査

 最初に検査官による検査があります(検査場によって順番は変わります
 外観や車体寸法、灯火類、ホーン、排気音、ボルトの締め付け具合等がチェックされます。
 フレームナンバーやエンジン形式が書類と一致しているかもチェックします。
 シートやキャリアに積んでいる荷物を下ろさなければならないこともあります。

 これ以降全ての検査は機械によって自動で行われますので、前方左上にある電光掲示板を良く見て、その指示通りに行います。
 おちついて指示を見ていればすんなりできますので、あせったり緊張したりする必要はありません(でも、あせるけど)

 バイクを前進させてテスター台中央の「溝」に前後タイヤをはめ込み、前タイヤを2本のローラーの上に載せます。たとえて言うなら、ランニングマシーンのようなものです。
 最初はブレーキの検査です。
 上前方にある電光掲示板に出る指示どおりに、床面にあるフットスイッチを踏んだり離したりするだけです。合格したら掲示板に「○」が出ます(不合格なら×)
 何気なく足を着くと、必要ないのにスイッチを踏んでしまいがちなので、注意してください。

ブレーキ検査

 まず前ブレーキから。
 ニュートラルに入れ、電光掲示板の指示どおりに、まずは前後ともブレーキを開放します。
 ローラーがグルグルまわりだし、「ブレーキをかける」と指示が出たら、前後のブレーキを思いっきり、ロックさせるつもりでかけます。前後とも同時にかけるのは、そのほうが車体が安定してよい結果が期待できるからです。
 前ブレーキが終わったら、バイクを動かして後輪をローラーに載せて、今度は後ろブレーキです。
 前ブレーキと同様、いったん前後ブレーキを開放し、ローラーが回って指示が出たら前後のブレーキを思いっきり、蹴飛ばす感じでかけます。
 ブレーキは、ポンピングやじわーっとかけると合格しません。いっきにかけることが大切です。

スピードメーターの検査

 これも電光掲示板の指示に従います。
 溝にあるローラーの上に前輪を乗せ、ニュートラルに入れ、ブレーキを開放します。
 フットスイッチを踏むとローラーが回りだします。
 メーターが時速40キロを指したら、フットスイッチから足を離します。
 合格すれば、電光掲示板に○が出ます。

ヘッドライト検査

 ブレーキと速度計、の検査が終わったら、いよいよヘッドライトの検査です。
 バイクを前に進め、横にある鏡を見ながら床にひいてある白線の真上にヘッドライト前面を合わせます。
 ヘッドライトはずっと上向き(ハイビーム)のままにしておきます(下向きの検査はしません)
 しばらくすると、横から測定器がスルスルっと出てきて、検査が始まります。この検査は全て自動で行われるので、何もせずに終わるのを待つだけです。
 1回不合格になってももう1回やるので、そのまま待ちます。
 不合格の場合の理由は、電光掲示板に出ます。上を向きすぎなのか、右を向いてしまっているのか、はたまた光量不足なのか。
 電圧低下による光量不足の場合、エンジン回転をあげると強く光る場合があります。目安は、トップギアで時速40キロは出る回転数です。検査場内はトラック等もいて非常にうるさいので、ちょっとくらいスロットルを開けてもわかりません。
 慣れている人は、検査機の動きを見れば、どちらにずれているのかがわかるそうです。
 検査機が横に移動して前が開いたら、検査終了です。
 最後に、書類を打刻機に突っ込んで検査結果を記録します。

検査後と、再検査

 すべての検査が終了したら、さらに前方の小部屋に居る検査官に書類を渡し、はんこを押してもらいます。
 全て合格なら、事務所に行って新しい車検証とステッカーをもらって終了です。
 不合格の場合、当日中ならその部分だけの再検査を3回まで受けられるので、不具合を修正してまた検査ラインに並びます。
 当日に再検査できなくても、指定の期間内なら、不合格部分の再検査だけで済みます。

 その日のうちなら追加料金無しで何度でも検査を受けられるので、午前中に受験しておけば、不合格になっても直す時間がたっぷりあります。
 お盆休み中はガラガラに空いているので、楽です。
 不合格になったところだけを再検査すればいいので、「○×の再検査」と告げましょう。


平成16年の検査の模様

 俺はミョーな自信があったので、午後に受けました。早起きするのはいやだしさ。
 その割には、工具一式と予備のバッテリまで持ち込んでしまった。
 けど、少し時間がたつと混んでくるので、午後の部最初に済ませるように早めに行った方が良いです。
 お盆休み中はディーラーもバイク屋も休みなのですごく空いていますが、できれば真夏と真冬は避けたいです。

構造変更手続き

 マルチテスタ台に乗っかる前の外観検査で、車幅(ハンドル幅)が7センチも違っていることが判明。
 そーいえば、前回の車検後にバーハンドルに変更したような気がする。
 で、検査最後の総合判定の時に係員が、
 「どうします? ハンドル変えるか構造変更の申請出すかどちらかです。」
 と聞くので、
 「どっちが簡単かなぁ?」
 と尋ねると、
 「これくらいなら変更の申請だけで済むよ(再検査はいらない)」
 と教えてくれたので、
 「じゃぁ、変更の申請をするよ」
 と言ったら、何やら書類を書いてくれて、
 「これ持って窓口行って手続きしてネ〜」
 「あいよ〜」
 ってことで窓口へ行くと、
 「構造変更申請書が必要だから、申請書を買って記入してください」
 と言われた。
 申請書は35円。今回書いた書類の中では一番書き方がわからない。書き込むところがやたらとたくさんあるのだ。
 例によって窓口の人に聞きまくると、
 「変更する部分だけを記入すればいいのさ」
 ってことでした。

 「これでいいのかなぁ? 間違ってればココ直してネ、って言うはずだから、とりあえず出しちまえ!」
 って提出して待つこと30分、あっけなく新しい車検証とステッカーを手にしました。

 車検場の駐車場での整備は禁止されてますが、割れたウインカレンズを交換するくらいはへーきでやってます。
 俺の前に検査したアメリカンの兄ちゃんはどうなったろう。前ウインカが良く見えないのと、光軸の検査が×だったなぁ。
 いくらなんでも、あのウインカじゃぁなぁ。
 何かひとつでも引っかかると、その他の部分まで念入りにチェックされるので、気をつけよう!

 その後、駐車場で新しいステッカーをナンバープレートに貼り、帰りがけに仮ナンバーを区役所に返却して、終了です。

 帰り道、うれしくてブンまわしてたら3台もまとまって白バイがいたけど、この暑さでどーやら皆さんメット脱いで木陰で休憩中らしく、こっち見て笑ってるだけでした。
 かく言う俺も、今回の車検での一番苦労したのは暑さだった。直射日光の下で列に並んでいる時は、ブッ倒れるかと思った。


平成18年の車検の顛末

光軸で不合格に・・・

 今回は特に何もせずに検査に行ったら、見事に光軸でひっかかりました。考えてみれば、リアショックを今までより15mmほど長いハヤブサ用に交換したので、当たり前といえば当たり前だな。
 1回検査が終わるごとに駐車場に戻り、工具を出して、カンで光軸調整。
 3回、4回と再検査を繰り返すうちにバッテリーが弱ってきて光量まで不足する始末。何度も行き来するので、駐車場の警備員や業者の人たちとも仲良くなれたもんね。
 5回目、これで最後と臨んだ再検査、光軸・光量ともいったん「×」が出たので、アタマに来て検査機の前でアクセルひねってヘッドライトをボコッと叩いて調整したら、なんと奇跡的に合格! 検査機器は精密なのである。
 これも日頃より精進を重ね行いを正し、徳を積んだ者だけにできる「秘技」であろう。
 そう、ユーザー車検とは、修行なのである。

モノショックの検査は・・・

 モノショックは・・・ボルトの緩みのチェックさえしねー。もしかしたら、見てないかもね。
 全体的な傾向として、最近ではアメリカンやスクーターのチェックのほうが厳しそうです。排気音量やウインカーの位置や大きさを念入りにチェックしてました。

モノショック化の構造変更

 モノサス化に関して、事務所の担当の職員に聞いたところによると、
 ○バイクの全長、全幅、全高が変わらない
 ○フレームを切断していない
 ○その他、見た目で問題が無い
 という条件を満たせば、構造変更の申請は必要ないということでした。
 フレームにブラケット等を溶接して新設するくらいなら、問題ないようです。

 車検は、涼しい時期に行きましょう!
 真夏の炎天下での車検は、マジで熱中症に注意です。


平成20年の車検の結果

すんなり5分で終了

 この4月から自賠責保険が6,000円くらい下がって、ますます安くなった車検。これも少子化と携帯電話・ネット中毒の影響で若年層ライダーが減り、事故が減ったたまものか。
 まずは国土交通省の車検予約サイトで、簡単予約。
 今回は重要部分の増し締めを行った程度で、検査に行った。
 したら、何も引っかからずに、すんなり合格。
 ただ、ウインカーレンズが劣化で白濁して透明感が無く、点いてんだかなんだかわかりにくいのが、やばかった。20年も経てば仕方が無いか。
 

 外観検査と灯火類の作動検査は、ちゃんとやりましたが、ハンマーでたたくボルトの緩みの検査はありませんでした。
 正直言うと、今回は2輪用の検査機械が調子悪いらしく(壊れていたとも言う)、4輪用のを使ってやったので、かなりいい加減な気がした。速度計の検査は無かったし。
 ただ、光軸検査は2輪も4輪も同じ機械を使うので、いつもどおりにちゃんと検査しました。
 
 

初めて騒音測定があった

 何と今回初めて、排気音を測定されました。そんなんでいいのかってくらいの、ちゃちい機械で測定です。25年前のヨシムラサイクロンってことを考えると、測定してもらって良かったのかもしれない。
 うわさによると、どっかのバカが「なんで他のはやらないのに、俺のバイクだけ騒音を測定するのか」と文句をつけたらしく、それ以来どこの車検場でも全部のバイクを測定するようになったとか。どこにでも、勘違い野郎がいるもんだ・・・
 これで、検査にかかる時間が増え、待ち時間も長くなり、余計な税金が使われるでしょう。
 めでたしめでたし。


平成22年の車検の結果

ヘッドライト不合格

 時間が無くて(やる気が無くて)、ほとんど整備せずに検査場へ。
 前日に予約したので、当然午後のラウンド。
 出かける直前になって、あわててタンデムステップだのシートベルトだのすクリーンのふちゴムだのつけている有様。
 そしたら、光軸検査でひっかかりました。
 そーいやぁフォークを変えたんだっけ・・・当たり前だな

 仕方ないから近場のテスター屋へ行き、3,000円もかけてライトチェック。
 そしたら、光軸だけではなく、なんと光量不足であることも判明。
 検査場では、隣のトラックの騒音にまぎれて、エンジン回転を3000RPMに保って、クリア。 

騒音測定の結果

 今回も騒音測定があり、ぶった切りヨシムラサイクロンの騒音は88デシベルでした。
 規制値は、カタナは古いバイクなので、99デシベルです。
 なんて静かなバイクなんだろう、俺のって。
 もうちょっと切り詰めてみよっかなぁ・・・

メーターギアの問題

 FフォークをGSF1200の物にしたので、メーターギアもGSFの物、つまり18インチホイールなのに17インチ用メーターギアですが、問題無し。
 計算上4%程度遅く表示されるだけなので、許容誤差ってことでしょう。

平成24年の車検

すんなり合格

 前回の車検以降、特に変更は無いので、当たり前ですね。
 光量でひっかかったけど、ちょいエンジン回転をあげて合格。
 何も無さ過ぎて、面白くないってくらいでした。
 自賠責保険料が、700円上がったのかな?
 以前は若年層の事故が多くて保険料が上がり、その後バイクに乗る若者が減って保険料が下がったんですが、今度は中高年ライダーが増えたために事故も増えたみたい。
 自分が思っているよりも、からだは歳をとってるってことだね。 


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