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Jun.26.2004
Last Updated Jul.28.2009
KM90
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最近の「カワサキ」というブランドイメージに対して、ずいぶんソフトなカタログです。
ブランドイメージと言うのはとても重要ですが、自由な発想を妨げるマイナス面があることを、知っておかなければなりません。
写真のふたりはとても楽しそうで、いいですね。
最近のカタログは、表情があるものが少なくて、つまらないです。予算の関係なのでしょうか。
6.6ps 1976年
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KH90
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上下を入れ替えて、2段構成です。
川原で石でも投げているんでしょうか、青春の基本ですね。彼女は右利きですが、KHに向けて投げつけているようです。
この頃は水平マフラーが流行っていたんでしょうか。その後マフラーの角度はどんどん増して行き、現在は45度前後になり、いずれは垂直になり、再びバーチカルツインなんて呼ばれる日が来るかもしれません。
空冷2サイクル単気筒ロータリーバルブ
10.5ps 96kg 145,000円
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125-B1L-A
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走り去るバイクに、思わず振り返る妙齢の女性。
バイクは商用車だけど、この時代の最先端だったのでしょう。
サイケデリックなワンピースも、アースカラーを基調とした男性のファッションも、GOOD!
背景のレンガの壁も、オレンジの日よけもばっちり決まってます。
注目は、ライダーのヘルメットと靴下の2本のラインです。
13,500円
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KE125
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緑色の牧草地に緑色の車体、白いヘルメットに服装は赤、そこで手に持った出納は赤。決まってます。
ただ、モデルのアニキはたくましいからだですが、おなかはもうちょっとへっこんでたほうが良いと思う。
メタボリック症候群には、気をつけましょう。
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Z200
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これも一部マニアの間では、ゼッツーと呼ばれていました。
逆光の中、バイクにだけレフ板で光を当てて浮き上がらせているところが、にくい演出です。
クラシカルな荷台のザックもこのバイクにぴったり。まだこのタイプのザックは売っているのだろうか。
カワサキは、川原で石を投げるのが好きなようです。これは水平投げですが、何段ジャンプしたんでしょうか。
空冷4サイクル単気筒OHC 2バルブ
18ps 126kg
218,000円
1978年
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250SS
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なんともうらやましいひとコマです。わたくしにはもう不可能なシチュエーションです。
女性のヘアスタイルも座り方も、首もとの赤いスカーフも表情も完璧です。今でもこのファッションは通用するでしょう。
このカタログで見る限り、SSシリーズは速さを前面に出しているわけでは無さそうです。
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250-350Aシリーズ
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きれいな流し撮りです。
バイクの傾きと後ろ側に余白を持ってくるところに、撮影者の非凡さを感じます。
いまどき、新聞配達だってこんな格好はしていませんが、近所でたま〜によく似た人を見かけます。
クラッチレバーに指をかけたままなのが気になりますが、かなりリラックスして運転しているようです。
このライダーは何か不服でもあるのでしょうか。できれば笑顔が欲しかった。
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350SS
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これは背景の家屋が良いです。
わらぶき屋根と石を載せた桧皮ぶきの軒、石積。アルミサッシやガラスは使ってません。今なら文化財級の家屋ですね。
こんな家があったら、誰でも写真のいちまいくらいは撮るでしょう。
背景がアースカラーなので、当然赤いバイクが前、黄色いヘルメットのライダーのほうが前。よく見ると、女性の衿も袖も黄色で、かなりおしゃれなジャケットです。
このふたりは、何の用があって立ち寄ったのでしょうか。彼の手にはカップがあるようです。
2ストローク・3気筒
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400RS
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400RSってのは、初めて知りました。
おそらく、ZUの影に隠れてしまったのでしょう。当時からでかいほうがエライって事だったんですね。
モデルは当然70年代のアイドル風アニキ。その当時でもそんな腰掛け方をする人は、見たことありません。
この頃、サイドにラインが入ってるウエアが流行ってたんでしょうか。そー言えば、アディダスなんか3本も線がはいってたもんなぁ。
ちなみに、プーマは太い1本ライン。
空冷4ストローク2気筒
36ps 168kg
1978年 320,000円
(このカタログは輸出用モデルかも?)
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Z400
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夕焼けが映りこんで、あやしく玉虫色に輝くタンク。
そこまでする必要は無かったと思いますが・・・
上の400RSと、ほぼ同じ仕様のようです。
空冷4ストローク2気筒
36ps 168kg
320,000円
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Z400
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もういっちょ、Z400!
上のカタログを開くと、このオネエ達が誘っています。
表紙よりもこちらの画像を気に入って、入手しました。
手に持っているカメラが、時代を感じさせてくれます。
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Z400FX
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なかなかインパクトのあるカタログ、他に見ないパターンです。
戦隊ヒーロー物のようで、正直言って笑いました。勢いで作っちゃったのかなぁ。
実車はZ1Rの流れを汲む角ばったデザインで、DOHCってのもあって人気が有り、族(現旧車会)御用達でした。
空冷4サイクル4気筒 DOHC 2バルブ
43ps 189kg
385,000円
1979年
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Z400LTD
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Zシリーズのアメリカン。
超不人気車でした。だいたい、アメリカンなんてジジイかチビが乗るバイク、と考えられていた時代です。
製品をここまで小さく載せるとは、なんと大胆!
4サイクルOHC2気筒
36ps 170kg
340,000円
1979年
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Z400LTD
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もういっちょ、LTD。
こっちのカタログのほうが、このバイクの雰囲気に合っていると思います。
あまり人気が無い割には、良く見かけたのですが・・・
空冷4サイクルOHC2気筒
36ps 170kg 353,000円
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500SS MACHV
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海外向けかと思ったら、しっかり国内用カタログでした。
しかし、すっごい絵だなぁ、白馬だよ、白馬!
しかもパツキンのお姉ちゃんで、マカロニウエスタンみたいだ。
空冷2ストローク並列3気筒
60PS 174kg
298,000円
1976年
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500ss MACHV
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もういっちょ、マッハ。
久しぶりに、カワサキでいいのがありました。マッハVです、マックじゃないですよ、マックじゃ。
にしてもすごいアネキです。スカートですぜ、スカート。俺は好きですね。ほれました。
アネキがはいてるブーツの模様が、その後火の玉タンクに生かされた、わけが無い。
これでも国内用のカタログです。
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650-RS
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バーチカルツインってーやつですね。
わたくしには、Wシリーズとの違いがよくわかりません。
黒い皮つなぎに銀色の鋲、アネキのには腰に黄色い星。
長い黒髪が、とても良く似合っています。茶髪じゃこうはいきません。
空冷4サイクルOHV並列2気筒 624cc
53ps
363,000円
1974年くらい
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650-W1 SPESIAL
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今どきヘタに「スペシャル」なんて名づけたら、かえってうさんくさく思われてしまいますが、当時は違いました。
みんな、スペシャルに弱かったのです。
空冷4サイクルOHV2気筒 624cc
53ps
1971年くらい
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650/750RS
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Z2、ケンジ君が乗ってたゼッツーです。
この頃からシートカウルが付き始めました。
布つなぎに皮ブーツ、細いバーの先にまん丸ウインカ。
基本です。
RSはロードスターの略?
空冷4サイクルDOHC並列4気筒 2バルブ
64ps 192kg/
435,000円/
1978年
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Z750 Spectre
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ずいぶん思い切ったネーミングだと思いませんか?
ある年代の人には、ピンとくるはず。
ヨーロピアンでもアメリカンでもないこのスタイル、当時は各社出してたんですよ。
SpecterではなくSpectreって、イギリス表記?
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Z1R
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一時期、本気でこれを買おうと思ってました。
直線的で角ばったデザインが最高!
映画「マッドマックス」に出てたっけかなぁ。
空冷4サイクルDOHC4気筒 2バルブ
90ps 246kg
1978年
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Z1100
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Agvのヘルメットに、白いウエア。時代が変われば、好みも変わるってことですね。
まだテールカウルが出現する前の時代のバイクです。
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