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Jul.2004
Last Updated Sep.22.2006
バッテリー・その他電装品の移設
バッテリーボックスの製作
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ブラインドリベットで組み立て、頭をつぶす |
モノショックにすると、バッテリーと電装品の位置変更は必定でしょう。
とりあえず、鉄工所にあったアルミ板で作りました。板厚は3.2mm。曲げ加工はプレス機でやりましたが、シロート(俺)がやるとぴったり四角くなりません。
ブラインドリベットは裏側に大きく出っ張るので、リベットの中に残っている「玉」をリベットのシャフトを利用してたたき出してから、出っ張りを叩き潰すとスッキリします。
バフ掛けしようかとも思いましたが、やっぱ黒だべってことで、スプレーひと吹き(アルミなのですぐハゲる)
後部ステーはホームセンターのL型アングルで作り、エアクリーナボックス固定用のブラケットに取り付けます。前部ステーは切り取ったものを再利用しフレームに溶接。
灰色のゴム部品(グロメット)は、バイク用品屋のゴミ箱に放り込んであった泥除けからいただいた物。車種は不明。
だいぶいびつだけど、ちゃんとバッテリーは入るから良し。
バッテリーは純正とは違う、12Aの密閉式(MFとは違う)を使っています。2002年9月から使っていて、2006年9月現在で何のトラブルも起きていません。
ハーネスの改造
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ほどいたハーネス |
ハーネスを少しほどいて適当なところで分岐させ、電工テープを巻きなおしました。
しかし結局最後は、ノーマルと同じようにゴムカバーの中にゴチャっと突っ込んで終了。
このメインハーネスについているゴムのブーツ型カバーやカプラーは、単品では出ないのが残念。どっかで売ってないかなぁ。
ついでに、オルタネーターとレギュレターの端子周囲がこげていたので、一部をカプラー(ハウジング)に変更。端子が抵抗となって電圧降下が起き、発熱していたのでしょう。使用したカプラと端子は250型と言う大き目のサイズで、肉厚なアルミ平端子をはんだ付けしてます。この部分の加熱には、かなり有効な対策で、お勧めします。
バッテリーホルダーの組み付け
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バッテリーホルダーの位置 |
頭頂部にリザーバータンクが有るサスので、バッテリーボックスはこの位置に(薄い縦長のバッテリーを使う手も有り)
シートとの接触に注意! ちょうど良い高さにすればシートがバッテリーを押さえてくれます。隙間が開きすぎたら、発泡スチロール等をはさめば良いでしょう。
位置によっては、配線の延長等が必要になります。
ノーマルよりも小型のバッテリーが必要かもしれませんが、リザーバータンク別体式ならばその必要は無いでしょう。
バッテリーボックス底面にも、ヒューズボックスかレギュレターを取り付けられます。
スカチューン風にするだけなら、前側にバッテリーを持ってくればよいでしょう。
俺はノーマルより小型の密閉式バッテリーを使っています。
各電装品の取り付けと配線の接続
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イグナイタとバッテリーとハーネス |
各電装品はバッテリーボックスの周囲に取り付ける予定でしたがそれは無理そうなので、半箱型の電装品ホルダを作りました。
アルミ板を曲げて、バッテリーボックスと同様にブラインドリベットで組み立てました。
実は電装品ホルダープレート作成と電装品の取り付けにいちばん時間がかかってます。実際にレイアウトしてみないと、取り付け位置を決めようが無いです。
ハーネスを変更しない限り、それほど自由にはレイアウトできませんでした。
クッション材は、よくある梱包用の白いシートを適当に重ねて使用してます。
振動を抑えるためになるべく小さく作りましたが、もうちょっとどうにかしたい・・・
みなさんは、もっとスマートなヤツを作ってください。
各電装品の取り付けと配線の接続
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各電装品の位置関係 ギリギリ組み立てられる |
スターターリレーは、重いスイッチをもどすリタンスプリングが入っているので、寝かしたりせずに立てたほうが良いでしょう。いっそのこと最近の車種のコンパクトで軽いリレーにすれば、場所はとらないし振動も抑えられそうです。
フューズボックス、イグナイタ、レギュレタも、防水を考えるとやはり立てたほうが良いだろう。
電気部品、特にレギュレタは加熱するので、できうる限り風通しの良い場所に。
車載工具のとこに、ヒューズボックスを持ってく手もありか。
フェンダーをアルミ板等で作れば、それに取り付ける事もできるでしょう。
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左からのぞいたところ |
左側を見たところ。
自作した電装品ホルダープレートの裏のスターターリレーがちょっとだけ見える。
ヒューズボックスの端も見える。
リレーは重いので、なるべくプレート固定ボルト近くに配置したほうが良いと思う。